『動物たちの海賊船』

 

作品紹介

主人公は、宇宙を旅する帆船タイプの海賊船、アールケイ号。彼は生命体と同じように感情を持ち、思考し、言葉を話す。過去に他人に言えない大きな罪を持ち、明るく振る舞いながらも常に影を引きずっている。

海賊船に乗船している乗組員は、みんな動物の姿をした宇宙人たち。彼らも過去に傷を持ちトラウマを抱えている。

アールケイ号と海賊たちは、太古から伝わる伝説の『希望の大樹』のタネを探すための旅をしているが、同じ目的を持つ様々な生命種たちとの戦いを繰り広げながら物語は進行していく。

 

あらすじ

宇宙に昔から伝わる『希望の大樹』の物語がある。この大樹のタネを手に入れた者は無限のエネルギーと永遠の生命を手に入れることができると言われており、多くの生命種たちが血眼になってそれを探し求めている。

海賊船アールケイ号とその乗組員である動物たちの海賊は、それぞれが勝手気ままでみんながバラバラなのだが、言葉を話すアールケイ号の魅力とライオン型生命種であるグルーオン船長のリーダーシップの魅力によって集まってきている。

物語は、『希望の大樹』のタネを巡るトカゲ型生命種のフリザーディアンや、翼竜型生命種のスフェリオン族、狡猾なヒューマダイル種たちとの激しい戦いが繰り広げられていく。しかしこの物語の魅力は、可視的宇宙である「ビジブル次元界」での戦いだけでなく、同時に不可視的宇宙である「インビジブル次元界」における、個人個人の心の中のダークサイドとライトサイドの葛藤や戦いが展開していくことにある。

動物たち各人の心の揺れが、アールケイとその仲間たちの運命を左右するが、彼らの勇気と知恵と愛の力が彼ら自身の危機を救い、「宇宙で最も美しい星」と言われたクリスタルソルの生命を守るため、物語は最後の決戦へと向かっていく。そしてクライマックスは、個人のダークサイドの暗黒想念が無数に統合された集合想念である『ダークリバー』と『希望の大樹』の戦いが繰り広げられ、誰もが予想もしないエンディングに向かって進んでいく。

世界中の子どもたちがきっと喜んでくれる物語であり、個性あふれる動物タイプのキャラクターたちは、全世界で人気者になることでしょう。